1970年3月31日に赤軍派によってハイジャックされた日航機の愛称。よど号ハイジャック事件は、日本で発生した初めてのハイジャック。
ハイジャックされた機体は世界各国で転売された後、アフリカのコンゴ民主共和国でVIP専用機として使用されていたが、航空会社の倒産後は空港で放置されていることがテレビ番組の取材によって明らかになった。
3月最終日曜日、この日が千秋楽となる演劇の舞台を観に行った。 前日に風邪を引いてしまい、行けるかどうか心配だったが、熱も出ずなんとか行くことができた。 今回は初めて見にいく劇団だった。 最近はエンターテイメントの舞台が多かったが、この日はシリアスなテーマだった。 それは、よど号乗取り事件を扱った舞台だった。 よど号乗取り事件 舞台「天の秤」 よど号事件のその後 最後に よど号乗取り事件 それは1970年、昭和45年3月31日に起こった。 赤軍派と名乗る男子学生9人が、羽田発板付(福岡)空港行きの日航機よど号を乗取って北朝鮮の平壌に向かわせた事件である。 給油という口実で一旦板付空港に着陸。ここ…
1970年のよど号ハイジャック事件についての記事です。 当時の日本人は全員覚えている大事件ですが、それ以後の世代の日本人にとっては大昔の事件の一つに過ぎないでしょう。 1968年頃から盛り上がった全共闘運動は主に「反代々木系」=「新左翼」と呼ばれて、「既存の左翼」≒「日本共産党」とは異なる形で「革命運動」を展開していました。そのうちの最左翼と言っていい存在が「赤軍」であり、赤軍の一部がよど号ハイジャック事件を起こしました。 私にとっては、「よど号ハイジャック事件史上最悪の122時間」という2002年の日本テレビの番組イメージが一番強く残っています。現在のyou tubeで全編観ることができるの…
焦土の刑事【電子書籍】[ 堂場瞬一 ]価格: 990 円楽天で詳細を見る 警察小説を通して日本の各地の風景を描いてきた堂場瞬一だが、今回は時間軸を動かして、昭和の警視庁を描くことに取り組んだ。 刑事としての仕事に誇りを持って、事件を追う高峰。特高警察として疑問を持ちながらも弾圧に手を貸し、戦争が終わってその過去に苦しむ海老沢。2人の幼馴染が警視庁の中でそれぞれの居場所を見つけながら、その立場のために袂を分かつことになる。 第1作「焦土の刑事」。戦争末期。空襲時に防空壕で連続して発見される女性の刺殺死体。「戦局を鑑みて」上層部は事件のもみ消しに走る。そのまま終戦となるが同様の事件が発生する。高峰…
プーチンは脅し文句がうまい。 先月はこう言った。 (TBS「報道特集」より) 「ロシア国民は真の愛国者と、クズ野郎や裏切り者をきちんと区別できる。クズ野郎や裏切り者は、口に入ってきたハエのように吐き出せばいいんだ!」 大統領のお言葉がこれか・・おお、怖いな。 チェチェン戦争をはじめるとき、「テロリストを便所まで追い詰めて、やっつける!」と机をどんと叩いてすごんだことを思い出す。マッチョぶるのが好きなようだから、今度の戦争も簡単には終わらないのではないか。 takase.hatenablog.jp 一方、アジアでも。 先週の日曜、27日はミャンマーの国軍記念日だった。この日、治安部隊は163人も…
きょうは晴れて、国立駅前の満開の桜に酔った。 ・・・・・・・・・・・ ウクライナとロシアの代表団による対面形式の停戦交渉が、トルコのイスタンブールで29日、行われた。ウクライナの譲歩した案は理性的なものだったと思うが、プーチンはどう答えるか。全然楽観できない。 一方、昨年のノーベル平和賞を受賞したドミトリー・ムラトフ氏が編集長をつとめるロシアの独立系紙「ノーバヤ・ガゼータ」が28日、政府から2度目の警告を受けたとして、「軍事作戦」終了まで、新聞発行と電子版での紙面掲載を中断すると発表した。 これ以上報道を続けると、記者が身の危険にさらされる。苦渋の決断だと思うが、ロシアの言論弾圧はソ連時代に匹…
北朝鮮拉致被害者家族の会の代表だった飯塚繁雄さんが亡くなりました。83歳。すでに高齢です。いつ亡くなってもおかしくはないですね。被害者の家族の会の顔であった横田滋さんもすでにお亡くなりになり、彼らの声は段々と小さくなっていくのでしょうか。 悲しいことです。 さて、安倍元首相が当初、力を入れていたのが、拉致被害者に対して北朝鮮への追求でした。 ようやく拉致被害者というものが世間に大々的に注目されるようになり、ニュースや世界情勢なんて気にしていない普通の人たちにも、トンデモナイ国として北朝鮮が認識されます。 どこかの党首は拉致被害者家族の会の方と面談した時に、支援者と勘違いしていたらしく、ひどい対…