よるのふくらみ(新潮文庫) 作者:窪美澄 新潮社 Amazon 本の紹介 著者 窪美澄 新潮文庫 刊行 2014年 本の感想 みひろ、圭祐、裕太の3人は商店街で生まれっ育った幼なじみ。みひろと圭祐の話から幕をあける。物語が始まって最初の問題は至ってシンプルだった。いつの間にか、みひろと圭祐の間にセックスというものは無くなっていた。しかしみひろは毎月決まった周期で生理がきて排卵期が来る、そして欲情する。それを自分の中に押し殺していた。ストレートな問題すぎて逆にどう解決していくのか気になる。みひろと圭祐は付き合っている。裕太は圭祐の弟で商店街で不動産屋を営んでいた。 みひろの家と圭祐の家は少し似て…