Hatena Blog Tags

れ足し言葉

(一般)
れたしことば

定義

可能表現の『れる』と受身尊敬表現の『られる』の使い分けによって注目される言葉の現象。
ら抜き言葉と同様に、いろいろな地域で方言として使われてきた用法でもある。

  • 例 「書ける」→「書けれる」 「読める」→「読めれる」 

論争

日本語の乱れと考える否定派と可能表現「れる」の多用をよしとする肯定派が存在する。

れ足しの用例

 「たてる」  主観の可能:<力量可能>
 「たてれる」 客観の可能:<状況可能>
 「たてられる」受身
 「たたれる」 自発尊敬受身

用語の別称

「れ足す言葉」:真田信治教授がレタスをもじって命名。著「脱・標準語の時代」(小学館文庫)
「れ入れ言葉」

このタグの解説についてこの解説文は、すでに終了したサービス「はてなキーワード」内で有志のユーザーが作成・編集した内容に基づいています。その正確性や網羅性をはてなが保証するものではありません。問題のある記述を発見した場合には、お問い合わせフォームよりご連絡ください。