ロウソク問題とは、ゲシュタルト心理学者であるカール・ドゥンカーによって考案された認知能力テストです。 問題は、テーブルの上に置かれたコルクボードに、ろうそくを立てるというものです。ただし、ろうそくの燃える部分が上向きになるように立てなくてはなりません。 与えられた道具は、ろうそく1本、マッチ数本、画鋲数個です。 この問題の正解は、 画鋲で箱をコルクボードに固定するろうそくを箱の中に立て、マッチで火をつけるというものです。 しかし、多くの人は、箱は画鋲を入れる道具だと固定観念にとらわれてしまい、正解にたどり着けません。 例えば、ろうそくを壁に貼り付けようとしたり、ろうそくを立てるための台を作ろう…