スマートフォンの中の電子部品、自動車の排ガスを浄化するセラミックスフィルター、そして私たちが口にする抹茶や日本酒。これらの製造プロセスに共通して活躍する、知られざる「縁の下の力持ち」がいます。それが、今回分析する株式会社マキノです。1932年に陶磁器の街・愛知県常滑市で創業した同社は、「粉と水を磨き上げる」という独自の哲学のもと、90年以上にわたり産業機械の技術を磨き続けてきました。 かつての陶器製造機械メーカーは今、「粉砕」「ろ過」「乾燥」という3つのコア技術を武器に、エレクトロニクスから環境・エネルギーまで、日本のものづくりの最前線を支える「技術集団」へと進化を遂げています。その決算書が示…