神の母聖マリアの祝日に、4Kリマスター版を池袋東宝で観賞。 4Kリマスターにすることで何がどう変わったのか、芸術的な向上はあるのか、正直よく分からない。徳間書店の商業主義の産物なんだろうなと思いつつも、やはり名作を大画面大音量で観賞できるという誘惑には抗えず。35年前のアニメーションである。劇場には中高年の(神経質そうな)紳士ばかり。 私はアニメーションをあまり観ない。香具師に劣らず無学な輩が無理して小難しい話を喋々しているのを見ると、怖気がするから。無論総てがそうだとは言わぬし、私如きに見下げられては、アニメーションも気の毒だ。アニメーションは今や、日本という斜陽国家を支えるソフト・パワーで…