五千人から七千人に1人の確率で生まれる18トリソミーについて詳しく書かれている本です。 主人公は凱晴くんという六歳の男の子。 漢字の多い絵本ですがふりがながついているので子供でも読めます。 写真がたくさん載せてあり凱晴くんの成長ぶりが良くわかります。 18トリソミーだけでも大変なのに急性脳症にもかかってしまいます。 脳症で凱晴くんの脳はわずかな部分を残して壊れてしまいます… 脳が壊れるということはかなり絶望的… 感情なども脳症以後は消えている様子。 その後は目がおかしなことになってしまって痛々しい。 (その後、黒目の位置は戻るのでほっとしました) 18トリソミーながら6歳まで頑張って生きている…