富士重工業(スバル)の乗用車。レガシィをベースに、最低地上高を上げるなどしてよりオフロード志向を強めた車。
これまで国内では、「レガシィ・グランドワゴン」、「レガシィ・ランカスター」とレガシィの派生車種である事を示す車名だったが(米国ではアウトバックの名前で販売)、2003年のフルモデルチェンジから米国での販売車名である「アウトバック」が、世界共通名称として採用された。*1
4WDワゴン車をベースにして同様の手法を取っている「アウディ・オールロードクワトロ」や、「ボルボ・クロスカントリー(現在はXC70)」の先駆け。
なお、北米仕様には、ワゴンだけではなく、セダン(日本でいうB4)仕様も設定されており、廉価グレードはインプレッサベースである。また、アウトバックベースのピックアップモデル「BAJA(バハ。日本未発売)」も販売されている。
*1:「アウトバック(outback)」とは、オーストラリアなどで使われる言葉で「未開拓の奥地」という意味。