ジョシュア・オッペンハイマー監督によるドキュメンタリー映画作品。
1960年代、インドネシアで行われた100万人規模の大虐殺を加害者の視点でとらえた作品となっている。
オッペンハイマー監督が当局から被害者への接触を禁止されたことをきっかけに、今なお英雄として優雅に暮らしている加害者への取材を敢行。映画製作を喜ぶ加害者たちは、監督の「あなたが行った虐殺を、もう一度演じてみませんか」という提案に応じ、意気揚々と過去の行為を再現していくにつれ、自身の行為と向き合うドキュメンタリー。
山形国際ドキュメンタリー映画祭2013インターナショナル・コンペティションで「殺人という行為」のタイトルで上映され、最優秀賞を受賞。
2014年4月、「アクト・オブ・キリング」の邦題で劇場公開。