2021/11/13 土曜は映画の日。ということでMOVIX京都まで出てリーズル・トミー監督「リスペクト」を観る。クイーン・オブ・ソウル=アレサ・フランクリンの伝記映画。一人の女性が音楽を通じて自らの尊厳を取り戻す波乱万丈ソウル・女の一代記である。父親からの束縛、愛する母との別れ、愛した男はDV野郎…傷つき、打ちのめされても、その都度音楽という神が彼女を救う。彼女が痛みの中で歌い上げた「リスペクト」は今もなお虐げられる多くの人々の声を代弁する。1972年教会で行われたライブレコーディングのドキュメンタリー「アメイジング・グレイス」を観ていたこともあり、そこに至る彼女の軌跡と奇跡に感じ入る。アレ…