Unistellarの望遠鏡の価値は、1000万光年を超える遠方銀河を気軽に観測できる点にある。目指す銀河を容易に見つけ出し、それなりの画質で観測することが可能だ。超新星爆発や新星爆発のルーティン観測にはもってこいだ。欠点は、エンハンストビジョンでも、ある程度まともな画質にするには15分以上の露出時間がかかってしまうことである。したがって、一晩で観測できる銀河の数は片手、あるいは両手で数える程度が(常識的には)精一杯である。無論、徹夜すればそれなりの数は観測できるだろうが、それでも50個を超すのは無理だろう。 ということで、いくつかの銀河を選び、できる限り頻繁に観測をしている。しかし、銀河ひと…