2つの意味 この週末はひさびさに専門書を読む時間をとった。会社の開業からここのところ、カレンダーが休みの日もなんとなくPCに向かってしまい、気がつくと1日中仕事をしていた、なんてことが続いたのだ。 仕事をしていることが楽しいのでいいのだが、やはり気分転換も兼ねて休みの日はじっくりと本を読んで過ごす時間をとりたい。 活字に触れることは、店主の趣味の中でもなくてはならないものだ。ほかの趣味と違って段取りに時間がかからないので、移動時間中の5分や10分から楽しめる。 「趣味と実益を兼ねて」とはよくいったもので、本当にそのとおりなのである。店主は読書には2つの意味があると考えている。1つは知識の収集で…