1974年から1996年まで砦書房が出版していた男性同性愛者向けのゲイ雑誌。
編集長は南定四郎。薔薇族が創刊された翌年の1972年、同誌の編集者でもあった南定が「アドニスボーイ」(アドニス通信社)*1を月刊のタブロイド新聞のスタイルで創刊し、1973年までに12号を刊行。これが翌年のアドン発刊につながった。アドン創刊号は5月号だが、2号は7月号、3号は8月号となっており、月刊化されたのは3号からだと思われる。
ゲイ団体の活動やHIV予防啓発などを取り上げるなどが特徴だった。ゲイ理論誌の色彩を強め、グラビアやポルノが載らなくなるに従って部数が低迷し、1996年末に廃刊した。
メサイヤのシューティングゲーム『超兄貴』に登場するキャラクター「アドン」の名前は、この雑誌に由来する。
*1:アドニスボーイのタイトルは、戦後間もなく結成され、三島由紀夫らが所属した会員制同性愛サークル「アドニスの会」が出していた同人誌「アドニス」(1952年9月10日創刊)に由来すると言われている。
カプコンの格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズに登場するキャラクター。担当声優は高木渉(ストZERO)、伊丸岡篤(スパIV以降)。
タイ出身のムエタイの使い手。サガットの一番弟子で、自らを「神」と呼ぶほどの自信家。
初代『ストリートファイター』で中ボスとして初登場。『ストリートファイターZERO』シリーズでプレイアブルキャラクターとして登場。師サガットがリュウに敗れたことに失望し、サガットを憎悪するようになった。