The Saga of Anatahan
1953年の日本映画。
監督はジョーゼフ・フォン・スタンバーグ。
製作は滝村和男。
海外版はスタンバーグ自身のナレーションの入れ方が異なる。
出演は、根岸明美、菅沼正、中山昭二。
音楽は伊福部昭。
撮影はジョーゼフ・フォン・スタンバーグ。
太平洋戦争末期、比嘉和子を彼女の夫と31人の漂流日本人たちが奪い合った「アナタハン島事件」の映画化。
製作は独立プロの大和プロダクションだが東宝のスタッフが参加している。
日劇のダンサーだった根岸明美はこの作品で映画デビューした。
東京島木村多江Amazon「アナタハンの女王事件」を題材にした、というわりに"凄惨な殺し合い"というほどのことはなにもなく、ただ食い意地の張った女がのほほんとあっちこっちにフラフラしているだけのお話だったヒロインの夫婦、大学生グループ、中国人グループ、フィリピン人女性グループと、とにかくたくさんの人(とドラム缶)が漂着してきていて、そのワリに捜索が全然来ないというのも謎だし、日本人グループがとにかく無気力で生活力も低そうなのに生きながらえているのも謎 初産で双子を(出産経験があるとはいえ)素人の女性が何事もなく取り上げて母子ともにピンピンしてるのも違和感がすごいし、島を脱出して10年、この主人…