同好会の意義を再確認する話と卒業前になっておセンチになってしまう果林の話。 同好会から部への昇格が問われる中、仲間たちは同好会のままでいることを決断。 大会など目指さなくてもいつでもパフォーマンスを披露することができる! 例えパフォーマーの在り方は違っても根底にあるものは一つ!と夕暮れクレープの誓い。 一方、3年生組は卒業が目の前に迫り、果林は将来に思いを馳せ感傷に駆られる。 だがイマできることを見過ごしてしまうと助言され、同好会単独ライブを提案する。 将来に対する漠然とした不安 夕暮れクレープの誓い ハッピーエンド後に何を語るか 2期を動かしてきたランジュちゃん問題もひと段落し、メンバーの親…
メンヘランジュを救済するため、ミアがトラウマを克服し栞子が抱擁する話。 大陸の家庭問題である「小皇帝」とその子「熊孩子」が題材とされている。 ランジュちゃんは世代的に「熊孩子」であり、さらに才能もあってかコミュ障になりがち。 孤独に陥ったランジュちゃんは精神崩壊を防ぐためにソロで自分を認めさせるしかなかった。 だがその考えは当初から歪んでいたため独りよがりであることを思い知らされることとなる。 だがランジュちゃんがこれまで歩んできた道は無駄ではなくその過程で絆が育まれていたのだ! ランジュちゃんを救済するべく、ミア=テイラーは自己のトラウマと向き合うこととなる。 そして栞子の幼馴染パワーが発動…
自分のトキメキを伝えるため楽曲提供者が伴奏者として自らもステージに立つ話。 アニガサキ2期は朝貢貿易系アイドルランジュちゃんが一方的な恩恵の付与を掲げて立ち塞がります。 それに対し同好会メンバーはファンや仲間と楽しさを創り上げていくことを唱えてきました。 そしてアイドルに夢を貰った高咲侑はトキメキを伝えるため自ら伴奏者としステージに立つことを決意。 その象徴が「みんなで楽しくなろうよ」という歌詞であり自分もファンも共に楽しむ舞台を演出したのです。 ライブを見て打ちのめされたランジュちゃんは如何に自分が独善的だったかを思い知り去っていくのでした。 残りの話数的に敗北ガールランジュちゃんを転向させ…
栞子回。尊敬していた姉の敗北と涙を見て、大好きな気持ちを封じた少女を解放せよ! 三船栞子は真面目でお堅いクール系女子。効率厨であり適性重視を信条としていた。 だがそれは過去のトラウマによるもので、適正と嘯くのは自分を騙していた自己欺瞞。 本当は大好きな姉がスクールアイドルとして評価されず涙で高校時代を終らせたからであった。 あんなに歌もダンスも上手かった姉ですら敗北する、況や自分においてをや。 しかしニジガクの場合はスクールアイドルに勝敗や評価など関係なく完全なる自己表現の手段! 姉の本意を知った栞子は自分の気持ちを解放し、同好会のメンバーになるのであった。 一方ランジュちゃんは自分の同類が次…
優木せつ菜正体バレ回。毒親かと思いきやフツーに理解あるいい母親だったオチ。 生徒会長中川菜々は正体を隠しながらスクールアイドルとして活躍してきた。 その背景には厳しい家庭環境と勉強を強いる母の存在がチラついていた。 だがせつ菜(菜々)はそのスペックの高さにより、両方の自分を貫くことに成功してきた。 ところがついに個人の力ではどうしよもない壁にぶち当たり挫折しかける。 そんなせつ菜は救うのは周囲の存在!一人で抱え込むせつ菜を皆が救い問題解決。 今までアイドル活動を母親に隠してきたが、それを伝える強さを得るのであった。 結局せつ菜が一人で気にしてただけで母親もフツーに理解ある母親であった。 正体バ…
「〔……〕今のあなたは周りに自分の夢を重ね合わせてるだけ〔……〕何も生み出していない」。 自分では新たな価値を創出せず他人の褌で利益を得ているだけの同人ゴロだと説教される話。 このセリフを大陸人に言わせていることに何ともアイロニーを感じスパイスが効いている。 創作厨である本作の大陸人は覇権ジャンルに寄生する高咲侑を不愉快であると目の敵にする! 音楽科であるにも関わらず作曲をせずにスクールアイドルの応援をしていることを断罪するのだ。 しかしスクールアイドルによるインスパイアこそが作曲の根源である高咲侑は一矢報いることとなる。 イイ感じにランジュちゃんが精神崩壊フラグが高まってきているので11話あ…
様々なユニットを組んで一人では成し得ない表現を提示していくシリーズ。 今回は皆で「合わせる」のではなく「競い合う」関係性が描かれていく。 主役を張るのは愛さん(粉モノ屋の娘)と果林(完璧超人だが肝心の所でポンコツ)。 愛さんは自分の無邪気さが大切な姉的存在を傷つけていたことを知り愕然とする。 そんな愛さんを果林が煽り本音を吐き出させた所で競い合うライバルユニット結成。 果林の活躍で姉的存在は恩恵を受けるだけでなく並び立てるようになりたいと覚醒する。 愛さんの無邪気な恩恵意識が姉的存在の劣等感を刺激した! 炉利愛さんの人格形成に影響を与えた姉的存在 一方的に与えられるだけというのは次第に辛くなっ…
お泊り合宿回。他者との交流の中で自分が認識していなかった自分を再発見する話。 大陸人は絶対的なアイドルが観客に一方的なサービスを提供するのみだと豪語する。 それに対し同好会はアイドルとはファンと共にライブを作り上げるものだと主張する。 彼女ら4人は大陸人に自分たちの想いを示すべくユニットを組んでライブに臨む。 だが今まで組んだことが無かった4人は想いを合わせるのに四苦八苦。 そんな中作曲に悩む高咲侑が自分を無個性と称したことに仲間たちが一斉にフォロー。 自分が思ってる自分と他人が思ってる自分は異なることが示されユニット4人は開眼する。 こうして他者の言葉で自分を再認識した4人は想いを重ねユニッ…