〈Apathy〉
無気力・無感動な態度。またはその状態。 日常生活の喜怒哀楽から離れ、世界の秩序を観照する平静な精神状態を示すギリシア語の“apatheia”という語に由来する。
かつては「政治的無関心」の意味で用いられることが多かったが、近年は特に少年〜青年期の人々を対象として、勉強や仕事に対する意欲が乏しい態度・状態を指す場合が多い。
この言葉を耳にする方は、相当詳しい方々に該当するかと思いますが、耳にしたことありますか? ごまウシの診療分野においては、よく見かける症状でもあります。ちょっと今回は解説をしてみようと思います。 アパシー;apathyと英語では書きますが、日本語に訳すと「無為」という言葉になります。普段あまり使わない言葉ですね。日常生活の中で、アパシーを感じる人はあまりいないのではないかと思いますが、身体的な問題を抱えている場合や、精神的に問題を抱えている場合には、遭遇することがある症状です。 無為と言うだけあって、症状としては、「何もしない」と言うことになります。「何も出来ない」という言葉とは若干異なったりし…
認知症の薬物療法と言えば、登場する薬剤は、現在のところ保険診療で認知症の病名で使用できる薬剤は、アルツハイマー型認知症に対する治療薬とレビー小体型認知症に対する治療薬で、現実的には、アルツハイマー型認知症とレビー小体型認知症の合併型を想定した場合には、最大2種類のアルツハイマー型認知症の薬剤とレビー小体型認知症の薬剤1種類の3種類が同時処方されるまでとなります。 そのため、それ以上の薬剤が処方されている場合は、認知症としての適応のない薬剤を使用していることとなります。現実的には、この認知症として適応の内約剤が多数使われていることが専らとなります。 認知症の症状としての代表的な、もの忘れであった…
前回までは、もの忘れを除いて認知症になると出現しやすい症状⑧の「原因不明の手足の痛み・しびれ・違和感・むくみがある(特に左右差がある)」についてお話ししました。 今回は「⑨焦燥感・不安感・うつ症状がある(ドクターショッピングをしている)」についてお話しします。 ************************************************************************************************** ⑨焦燥感・不安感・うつ症状がある(ドクターショッピングをしている) ・焦燥感や不安感、気分の落ち込み、うつ症状がある ・何もやる気が起きない…