原題は「Taza, Son of Cochise」(ターザ、コチーズの息子 ) コチーズ(1805年頃から1874年)とは ジェロニモと共に、最も有名なアパッチ族の指導者のひとりで アリゾナ州コチーズ郡は彼にちなんで命名された地名だそうです 西部劇としては異色で、アパッチが主人公で アパッチ側の視点で描かれています (演じているのが白人俳優なのはご愛敬) 迫害され居留地に追いやられてしまったアパッチ族が 白人と共に共存しようという穏健派と あくまで抵抗しようという抗戦派に別れ 部族内の対立を露わとしているのも印象的 メロドラマの巨匠として名高いダグラス・サークが 自身のフィルモグラフィの中でも…