親を喪い、卵から孵化した瞬間から、言葉と魔法を操る「森にすむ猫」(ケットシー)の子猫たちと一緒に母猫に育てられた竜。 自らを猫だと思い込んで育ち、長じて空を駆け火を吹き人間から「皇竜」と恐れられる存在となっても、その恩返しに猫の子孫たちの親代わりに狩りと魔法を教えその守護者を務めていた。 「猫と竜」5巻より(佐々木泉/アマラ/マンガボックス) ある日、森の猫を害したことからかつて竜が罰を与えた人間の王国に、森で育った猫の1匹がきまぐれで訪れ、幼い王子と親交を持つ。 猫の身を案じた竜は、再び人間の街に降り立つ… で始まるファンタジーもの。もとは「なろう」小説、のコミカライズとのことです 「猫と竜…