運動には認知症のリスクを低減する効果があり、一日の歩数が運動量の目安になるということが知られています。 しかし、運動とアルツハイマー病の脳に起こる病理学的な変化との関連性ははっきりしていませんでした。この問題について、米国でかなり大規模な研究が行われて、その結果が超一流誌であるNature Medicineに昨年末に発表されました。その概要について、まとめてみます。 この研究では、合計296人、平均72.3才の認知的に正常な参加者の経過を平均9.2年追跡しています。そして、その間に、アミロイドβ(Aβ)PET、またはタウPETを3回実施しています。ベースラインにおいて、Aβ PET陽性の割合は…