第3章 楽しみを大切に、きびしすぎず お酒との付き合い方 「酒は百薬の長なり。されど万病のもとなり」と言うとおり、お酒はほどほどに飲めば、気分を高揚させ、ストレス解消になります。 ぼくも56歳で病院の管理責任者をやめてからは、付き合い酒が減り、気がむいたときに少しだけ飲むという、よいお酒との距離感を保てています。 がまんではなく、満足できる妥協点を見つけるのが鎌田式。 アレもコレもダメと禁止するのではなく、「こうすればセーフ」というポイントを見つけることで、1日の終わりが豊かになります。 たとえば、タコや牡蠣、アサリやシジミなどに含まれるタウリンには、肝臓の解毒する力を強めたり、疲労を回復した…