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アリエル・オルテガ

(スポーツ)
ありえるおるてが

Ariel Arnaldo Ortega
アルゼンチンのサッカー選手。ポジションはミッドフィルダー、フォワード。
1974年3月4日生まれ。フフイ県レデスマ出身。身長170cm、体重67kg。
愛称は「El Burrito」(ロバくん)

所属クラブ

1991-1997
CAリーベル・プレート(アルゼンチンリーグ)
1997-1998
バレンシアCF(リーガ・エスパニョーラ)
1998-1999
UCサンプドリア(セリエA)
1999-2000
ACパルマ(セリエA)
2000-2002
CAリーベル・プレート(アルゼンチンリーグ)
2002-2003
フェネルバフチェSK(トルコ)
2004-2006
ニューウェルズ・オールドボーイズ(アルゼンチンリーグ)
2006-2008
CAリーベル・プレート
2008-2009
Independiente Rivadavia *レンタル移籍
2009-2010
CAリーベル・プレート
2011-
All Boys *レンタル移籍

代表歴

1993年12月15日ドイツ戦デビュー
1994年FIFAワールドカップ・アメリカ大会1試合出場ベスト16
1996年アトランタオリンピック準優勝
1998年FIFAワールドカップ・フランス大会出場ベスト8
2002年FIFAワールドカップ・日韓大会グループリーグ敗退

経歴など

ボリビアとの国境に近いフフイ県レデスマで職業軍人の息子として生まれる。子供の頃は勉強が嫌いで何度も落第を繰り返し、やがて学校をやめてサッカーに専念するようになった。チームの監督の強い勧めでブエノスアイレスに移り住み、CAリーベル・プレートに入団。4軍からスタートして1年経たずして1軍にあがり、1991年、17歳の時に一部リーグ戦にデビュー。彼を見いだしたのは当時のリーベルの監督であったダニエル・パサレラであった。パサレラ監督のもと、1993年後期と1994年前期のリーグ優勝を経験する。
アルゼンチン代表としては1993年12月15日ドイツ戦でデビュー。1994年、20歳でFIFAワールドカップ・アメリカ大会に最年少で出場。スタメンでは1試合にしか出場できなかったが、世界にその存在を知らしめる第一歩を記した。
監督がパサレラからラモン・ディアスに代わってもリーベルの中心選手として活躍し、1996年後期、1997年前期のリーグ優勝、1996年のコパ・リベルタドーレス優勝に貢献する。1996年のインターコンチネンタルカップ(トヨタカップ)で来日し、若きスターとして絶好調だったアレッサンドロ・デルピエロ率いるユヴェントスFCに敗れている。
1996年のアトランタオリンピックではチームの顔として活躍。惜しくも準優勝に終わるが、2年後のFIFAワールドカップへ向けてアルゼンチン代表の顔ぶれの大半がこの時に揃ったのである。
1997-1998シーズン、スペインリーグのバレンシアの監督をつとめていたホルヘ・バルダーノに請われてリーベルから移籍。しかし、不運にもバルダーノが解任され、代わったクラウディオ・ラニエリ監督との折り合いが悪く、スタメンを外された。
1998年FIFAワールドカップ・フランス大会、世界へ向けて充分にそのパフォーマンスを発揮した。それは得意のドリブルで前線にあがり、FWにボールを供給するプレーメーカーとしての才能だけでなく、カっとすると何をするかわからないトラブルメーカーとしての一面も両方ともであったことが残念だ。それが露呈したのが準々決勝オランダ戦にて一発退場の出来事となった。
1998年ワールドカップ後、セリエAのサンプドリア、パルマへと移籍するものの期待通りの活躍に至らずアルゼンチンに帰国。古巣リーベル・プレートへ復帰すると、若手のパブロ・アイマール、ハビエル・サビオラらと素晴らしいコンビネーションを見せ、彼らのアイドルとなった。ひと昔前までのファウルをもらおうとするプレーも減り、ファンタジーあふれるプレーによって多くのファンの支持も得た。この時がオルテガの最後の輝いた瞬間だった。
2002年のワールドカップ後に4年契約でトルコのフェネルバフチェに移籍するも、2003年2月アルゼンチンに戻る。このときの契約の解消を巡って争いに発展し、FIFAの介入により3月から公式戦出場を禁止されるとともにフェネルバフチェに1100万ドル(約13億円)を支払うよう裁定が下されていた。2003年11月7日、この契約解消を巡る問題などによりサッカーに嫌気がさしたことが理由で引退を表明した。その後サポーターによる引退撤回の署名等行われたが、問題解決に至らず。2004年ニューウェルズ・オールドボーイズがフェネルバフチェに350万ユーロを支払うことで契約解消、ニュエルスへの移籍が実現され、現役復帰の運びとなった。

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