→Al Kooper 1944年米国ニューヨーク生まれ。キーボード奏者・シンガー。 ボブ・ディランのキーボード奏者としても活躍し、特に「ライク・ア・ローリング・ストーン」でのオルガン・プレイは有名。 67年にブラッド・スウェット&ティアーズを結成するが、翌68年には脱退。 69年からソロ活動を始め、『赤心の歌』『早すぎた自叙伝』『孤独な世界』『紐育市(お前は女さ)』などの名作を発表。
気がついたら13時を過ぎている。参ったな。でも一応ギタ練午前の部を終えて、今はアル・クーパーを聴きながら記事を書こうとしている。一昨日は絶不調期かも、と書いた。もちろん今も絶不調だが、今日は休日だ。元気がないなりに何か書いてみよう。コーヒーも久しぶりに淹れたことだし。 というわけで、なにゆえアル・クーパーなのか、僕にもよく分からない。例によってアップルミュージックに紹介されたのだが、気づいたら手をのばしていた。「New York City(You’re a Woman)」(1971)というアルバムだ。 アル・クーパーと言えば・・・と書くとかなり長くなる気がする。1944年生まれの78歳だもんな…
古いレコードを整理しています 昔のレコードのジャケットを見るだけで当時の感覚が思い出されます マイク・ブルームフィールド&アル・クーパー「59番街の歌」 フレイミング・エンバー「兄弟の掟」 フリートウッド・マック「マン・オブ・ザ・ワールド」 マニアックな曲だがいい曲ばかりです
~伊勢太郎の父はかく語りきvol.3~ こんにちはmake me smileです。 その昔、私が音楽(洋楽)を聞き始めた頃、音楽は名前を付けてジャンル分けされ、主に音楽雑誌やレコードの帯などに、分かりやすい「謳い文句」として書かれていました。 よく目に飛び込んできたものは、まず国別に分け、アメリカン・ロック、ブリティッシュ、ジャーマン、ダッチ(オランダ)…。(以下、地域別、演奏スタイル別の各ジャンルには、ほぼ言葉のお尻に「ロック」とか「サウンド」と付けて考えてください。例えば「フィラデルフィア・サウンド」とか「グラム・ロック」「ジャズ、ロック」とか) 主にサウンドの特色を地域名で表現し、ベイエ…
あけましておめでとうございます! 新しい年の真っ新な1日目ということで、アル・クーパーの「Brand New Day」を。 Al Kooper - Brand New Day "昨晩 僕は夢を見た 世界がものすごい勢いで変わっていったんだ より大きな街から始まり、それは小さな町に広がっていった 人々は会ったこともない人たちに微笑みかけ始めた そしてエレミヤ(ジェレマイア)が僕を目覚めさせたら 僕はその夢を生きるつもりさ それはまっさらな日 まっさらな生き方 まっさらな日なんだ ある母親が父親に電話をしたんだ 彼女は、ああ神様、気が動転してしまって、と泣き喚いた 彼女が言うには 息子が今朝無一文…
レコード・コレクターズの60年代ベスト企画に便乗。俺的なやつ。順位は適当だが40枚選べと言われたら毎回似たようなものになると思う。あくまで自分の感覚で選んでいるが、刷り込まれた歴史的な評価とかが反映された感じの40枚になっているかと。 1 The Beatles – Revolver 丸く柔らかい音だった前作から、高音が効いたヘヴィなサウンドに変化。ロック感と覚醒感が増した。ジョージが飛躍したM1、常に発見があるポールの佳曲M2,5,10、作風が変わってきたジョンのM3,7,9,11,14など最高な曲だらけ。演奏もアイデア豊富。傑作だ。この数年、様々なプロジェクトでビートルズの評価はかつてない…
記事タイトルのとおり 「日本のロック、タイトルに人の名前が付いてる曲まあまあ少ない説」 というのを提唱したい。 ちなみにちゃんと調べたわけではない。 私は音楽の評論家でもライターでもない。単なるしがないちんこであり金を貰ってこの記事を書いてるわけでもなんでもない。なので、資料とかあたって調べるみたいな手が掛かりそうなことをわざわざするつもりは毛頭ない。つーか単刀直入に言って調べるのがめんどくさい。 ともあれ、このような「人名ソング」が日本のロック界には少ないように感じる。そこそこな音楽好きである私の体感的にそう思う。なにより海外と比べたらそれは一目瞭然である。 では、海外のロックはどうなのか。…
なんだかそういう気分なのでひさしぶりに「○○な曲ベスト5」の記事を書こうと思う。 今回のテーマは「人名ソング、ベスト5」だ。 そもそも「人名ソング」とはなにか。 文字通り「曲名が人の名前の歌」のことである。 これが調べてみたらわりとあった。 というわけで例によって私個人の独断と偏見まみれで勝手にベスト5を選んでみた。さっそく行ってみよう。 5位.ベック「Debla」 youtu.be まず5位はベックのソウルミュージックへの愛が詰まったアルバム『Midnite Vultures』に収録されているこの曲だ。終始ファルセットでベックが歌いまくるトロトロに甘いスウィートかつゴージャスなバラードながら…
今日の「この人の、この1枚」はジョニー・オーティス・ショウ(Johnny Otis Show)の『Cold Shot』です。 ジョニー・オーティスは1950年代に一世を風靡したミュージシャンであり、作曲家、バンドリーダー、プロデューサー、ディスクジョッキー、テレビ司会者といわゆるマルチタレントです。特にR&B分野ではその後のミュージシャンに大きな影響を与えました。そしてこのアルバムに登場するギタリスト、シュギー・オーティス(Shuggie Otis)は彼の息子で、このアルバムがデビュー・レコードとなります。シュギーについては以前の記事で書いています。 lynyrdburitto.hatenab…
今日の「聴き比べ」はボブ・ディラン(Bob Dylan)の『イフ・ナット・フォー・ユー (If Not for You)』です。 世間で物議を醸した1969年のアルバム『ナッシュビル・スカイライン(Nashville Skyline)』に続き、その騒ぎも収まらないうちに、またもや世間を騒がせた2枚組アルバム『セルフ・ポートレイト(Self Portrait)』発表しました。このアルバムはスタンダード・ナンバーやポップスのカバー、そしてオリジナルやワイト島のライヴ演奏が所々に収められています。このアルバムでは美声としわがれ声が混在しています。 そして、それから僅か4カ月後に発表されたのが『新しい…
昨日と同じく、気づいたら13時になろうとしていた。これはまずい、っていうんで外に出た。「しまむら」に行って洋服を買い(僕のシマラ―歴は長い)、眼鏡屋に行ってフレームのゆがみを直してもらい(瞬間で直してもらった)、コーヒー屋さんに行き今週分の豆を買い(いつもより少なめ)、パン屋さんに行き(最近毎週のように行っているお気に入りのお店)、選挙に行った。今日は知事選だったのだ。偉いぞ、俺。やろうと思えばちゃんとやれるじゃないか。そういうわけで今は若干気分がいい。 ところで何を聴きながら書いている?と問われたならば、昨日アル・クーパーを発見したんだから当然彼だろう、と答えるはずだ。僕もその予定でいた。で…
今日の「聴き比べ」はサイモン&ガーファンクル(Simon & Garfunkel)の『59番街橋の歌 (The 59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy))』です。 この曲はサイモン&ガーファンクルの1966年発売の3枚目のアルバム『パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム(Parsley, Sage, Rosemary and Thyme)』に収録された曲です。翌年には「動物園にて(At the Zoo)」のB面として発売されました。 「59番橋」とはニューヨークのクイーンズボロ橋の別名です。この曲も多くの人にカバーされました。 The 59th S…
今日の「聴き比べ」はブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ(Blood, Sweat & Tears,BST)の『スピニング・ホイール(Spinning Wheel)』です。 1967年、アル・クーパー(Al Kooper)によって結成されたBSTでしたが、ファーストアルバムのリリース後、メンバー間の意見の食い違いからアル・クーパーはあっさりとバンドを去りました。 代わりに加わったヴォーカリスト、デヴィッド・クレイトン・トーマス(David Clayton-Thomas)を中心にしたセカンド・アルバム『Blood, Sweat & Tears』に収録された『スピニング・ホイール(Spinni…
今回からの2回は「1972年の名盤・名曲特集」をお送りしております。今からちょうど50年前の1972年は、アメリカやイギリスの音楽シーンにも徐々に変化が見られ、シンガー・ソングライター系やロック、カントリー・ロックなどを中心に多彩なアーティストがシーンを彩り、今も聴き継がれる名盤、名曲が多く誕生しました。そこで長門オーナーと土橋店長がそれぞれセレクトして、お薦めの1972年の名盤・名曲をご紹介いたしました。お楽しみ頂けましたか?さて次回もこの続きをお送りします。どうぞお楽しみに。 ◆第1089回放送「1972年の名盤・名曲特集 Part.1」(K-mix:2022/2/19 21:00~21:…
映画『デスペラード レジェンド・オブ・メキシコ』を見たのは昨年11月 映画にはリタイヤしたFBI捜査官が登場する イイ味の俳優だけれど、他では見た記憶がない 劇中でもいい役回り パッと出?ではなさそう エンドロールを見ると俳優の名前は、ルベン・ブラデス この名前のサルサのCDが1枚ある それは、我が家にある唯一のサルサ 60年代ロックをひたすら聞いて もうオドロキがないと ワールドミュージックに触手を伸ばした頃 そんな時に購入 本当はスタジオのシエンブラが良かったけれど その時には日本盤なし 歌詞、対訳、解説などが欲しかったので とりあえずライブを買って、改めて・・・ なんて思ってたけれど、そ…
ロックお達者クラブ 2022 洋楽編 チャーリー・ワッツが亡くなってしまいました。 思い切って言いますが、もうストーンズは終わりです。 僕にとってのストーンズはチャーリーのグルーヴでした。 謹んで哀悼の意を表します。 と、いうことで、もう何が起こってもおかしくないと腹をくくった2022年。 本当に1年1年がスリリング過ぎます。 そんなこのリストは完全に僕の好みで作られてるのですが、まだ、まだお元気な方々が沢山いらっしゃいます。バート・バカラックなんて奇跡意外何者でもありません。 是非今年も名前が赤字にならないよう頑張って欲しいです。 ま、かくいう自分も健康に気をつけねば、だけど。
今日の「この人の、この1枚」はフェントン・ロビンソン(Fenton Robinson)の『Somebody Loan Me A Dime』です。 フェントン・ロビンソンは1935年、ミシシッピ州の生まれで、1951年にはメンフィスへ移住、そして1962年にシカゴに定住するようになりました。 メンフィス時代の1957年にミーティア・レコードから最初のシングル『Tennessee Woman』をリリースしました。1958年にはデューク・レコードから『Texas Flood』『As the Years Go Passing By』などをリリ-スしました。スティーヴィー・レイ・ヴォーンやアルバート・キ…
おはようございます。 今日はXTCの「がんばれナイジェル」です。 www.youtube.com ************************************************ We're only making plans for NigelWe only want what's best for himWe're only making plans for NigelNigel just needs this helping hand And if young Nigel says he's happyHe must be happyHe must be happy in…
エリック・クラプトンが好きという人は多いですよね。音楽好きでなくとも名前は聞いたことあるでしょうし。彼を好きという人の話を聞くとき、とても残念に思うのはエリック・クラプトンが好きならば是非聴いてほしいギタリストたちを知らない人が多いことです。そんなわけで大きなお世話ではあるのですが、エリック・クラプトン好きな人に聞いてほしい同世代の白人ブルース・ロックギタリストを完全な独断と偏見でご紹介いたします。エリック・クラプトンのポップスター的な側面のみ好きな人には響かないかもしれませんが、それでもそういう人でもやはり聴いてほしいです。 まずは何はなくともデュアン・オールマンです。エリック・クラプトンと…