アルコール依存症の蔑称であり、俗称ではない。
れっきとした、精神疾患として認定されている。
慢性アルコール中毒を略して「アル中」と呼ばれていたが、現在では侮蔑的な表現として公には使われていない。
本人が自己卑下して使う場合、または当事者がそう呼称されても気にしない場合に限って使われることは許されるべきである。
否認の症状がある場合の回復は非常に困難である。
まず回復の第一歩は当事者が、アルコール依存症であるとことを認知し「断酒」以外は回復の方法がないことを知る必要がある。
なかなか理解し難い精神疾患であるため、自助グループへの参加が最も回復への近道である。
断酒会、AAなどが自助グループとしてあげられる。
根治不可能の精神疾患で、機会飲酒者に戻ることは不可能である。
「断酒」できなければ、内臓疾患、自殺等により死に至る。
現在、日本では200万人ものアルコール依存症患者がいると推定されている。
当事者、または近親者に飲酒により通常生活が困難な方がいる場合は、迷わず精神科医の受診を勧める。
飲酒運転の常習者は、ほぼアルコール依存症患者と見て間違いないと思われる。
「アルフィー中毒」。アルフィーの熱心なファンのこと。
アルコール依存症の俗称。
一気飲み等が原因の急性アルコール中毒とは別。