アレグラ号は、2014年11月1日にデビューする予定の箱根登山鉄道3000形車両の愛称。
「アレグラ」とは、同社が姉妹提携しているスイスのレーティッシュ鉄道が走る地域のあいさつ。
75人乗りの2両編成で、総製作費は約8億円。
荷棚をなくし、足元に置けるようにするなど、余裕を持った造りの車両空間が特徴。
四季折々の箱根の美しい景観を楽しめるように、運転席前方の大きなガラス面は、従来の車両より約50cm高くなった。1車両に4カ所ある側面の展望窓は足元までガラス面があり、迫力ある風景が広がる。
省電力のモーターなどにより、これまでの車両の約半分の電力で走行が可能となり走行音も非常に静かになった。