Aromatherapy 「アロマセラピー」と同義。
日本語では、「芳香療法」と訳されている香りを使用した治療法。
精油(エッセンシャルオイル)を構成する芳香成分(芳香分子)の持つ薬理作用を利用し、心身の疾病の予防や治療を行う。医療的なアロマセラピーは、精油を使用したものに限定される。又、補助療法や代替療法として用いる事が大前提。医療従事者により、医師の適切な処方によって行われるのが理想。芳香浴、マッサージ、湿布、アロマバス、内服等の使用方法がある。
Aromatherapyという言葉は、フランスのガットによって作られたギリシア語からの造語。
※アロマセラピーという言葉も一般的に使用されている。フランス語読みではテラピー、英語読みではセラピーとなる。
◆現在のアロマテラピーには大きく分けてフランス系とイギリス系の二つの流れがある。
日本に伝わったアロマセラピーの方法はイギリス系に近いもの。
(社)日本アロマ環境協会が主催する検定・資格制度。アロマテラピー検定(1.2級)、アロマテラピーアドバイザー、アロマテラピーインストラクター、アロマセラピスト等、プロ/アマのレベル別に階級設定されている。プロとして、一般への講義を行う場合は「アロマテラピーインストラクター」、第三者への施術を行う場合は「アロマセラピスト」資格の取得が一般的である。
アロマセラピー団体としては世界最大規模であるInternational Federation of Aromatherapists(国際アロマセラピスト連盟) 協会が主催する英国の国際アロマセラピスト認定資格。日本からも資格取得が可能。
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