チャリング・クロス街84番地という映画を観た。 いつまでも心に残る映画、上質な人間の感性をしみじみと味わえる映画は このような作品だと思う。 1986年制作の映画作品と偶然の巡り合わせで観ることができた。 ストーリーはニューヨークの小説家(アン・バンクロフト)と英国の古書店員(アンソニー・ホプキンズ)の往復書簡。 きっかけは小説家が英国古書店への本の注文書から始まって、やり取りを重ねるにつれて相手の人物像 身の回りの小さな苦境が理解できるようになり、本が届くのも、本の注文を貰うのもお互いの大切な楽しみになってくる。 20年文通を続けるなかで、世の中や身の回りが少しづつ変化していく。 その書簡の…