忌まわしい話ももう終わりか~。 福澤徹三『忌談 終』(KADOKAWA 2015年)の話をさせて下さい。 【概要】 疎遠だった祖父の葬式に出席した大学生の身体に生じた異変(「血縁」)。 キャバクラに居た不思議な力を持つ女のその後(「霊感のある女」)。 キャンプ場の木に吊るされていた奇妙なロープ(「溢死体のポケット」)。 神社や寺に近づくと体調を崩す女性が交際相手から初詣に誘われて・・・(「奇縁」)。 死者も怖いが、生きている人はもっと怖ろしい、怪異繚乱1の全35話。 最後まで最悪の読み心地の忌談シリーズ最終巻! 裏表紙より この裏表紙の文章なかなか優れていると思う。特に「怖い(こわい)」と「怖…