アントニオ・ネグリ

アントニオ・ネグリ

(読書)
あんとにおねぐり

1933年、イタリア・パドヴァ生まれ。父親は、イタリア共産党の創立メンバーの一人だったが、ネグリが2歳の時、ファシストに惨殺される。
1956年に新左翼系雑誌『クァデルニ・ロッシ』(赤い手帖)に参加。マッシモ・カッチャリなどと『クラッセ・オペライア』(労働者階級)を創刊する。「オペライア(労働者)主義」の構築に関わる。「大衆化された労働者」「労働の拒否」などの新しい概念を生み出す。
1978年、赤い旅団による元イタリア首相モロ誘拐暗殺事件発生。79年4月7日、ネグリは赤い旅団の「最高幹部」であり、この事件に関与したとして逮捕される。
1983年、獄中から国会議員に立候補。当選。議員特権により、釈放される。しかし、2ヶ月後議員特権剥奪、官憲が逮捕に来る前にコルシカ経由でパリに亡命。亡命中は、ドゥルーズやガタリらと交流。一方、イタリアでは欠席裁判で「国家転覆罪」により30年の判決が出され、控訴審で12年に減刑された。
1997年7月1日、ネグリは自発的にイタリアに帰還。空港で再逮捕、収監される。
2000年、マイケル・ハートと『帝国』を刊行。「マルチチュード」などの概念とともに世界的に注目される。邦訳(『<帝国>』)が2003年に出て話題になる。

  • 代表作
    • 『構成的権力』松籟社
    • 『転覆の政治学』現代企画室
    • 『<帝国>』以文社
    • 『マルクスを超えるマルクス』作品社

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