1994年作品、アキ・カウリスマキ監督、マッティ・ペロンパー アンドレ・ウィルム ザ・レニングラード・カウボーイズ カリ・ヴァーナネン出演。“史上最悪のロック・バンド”、レニングラード・カウボーイズが故郷シベリアを去って数年が経っていた。 メキシコでのヒットも過去の栄光になり、落ちぶれた彼らの前に、突然失踪していたマネージャー、ウラジミール(マッティ・ペロンパー)が現われる。 彼は「私はモーゼに生まれ変わった。使命はお前たちを故郷に帰らせることだ」と言う。 ウラジミール以上に独裁的なモーゼは粗末なボートで彼らをアメリカから脱出させる。 そして故郷に運ぶ御神体として自由の女神の鼻を盗み出す。 一…