左岸の『フォブゥール・サン・ジェルマン』』という 静かな界隈を歩いてきました。 日差しの強くない まさに「花曇り」と言った風情の 寒くも暖かくもない午後でした。 この界隈は 17世紀から18世紀にかけて 貴族の館が400軒ほど建ち並んでいた 貴族の住宅街だったそうです。 現存する100軒弱の館は 公官庁が使っていたり 外国の大使館が使っていたり。 写真は『ヴァノー通り』というのですが そこで 銘板をはめた建物がありました。 玄関の左上です。 よく見ると 「アンドレ・ジィド 1869年11月22日パリに生まれた彼は 1926年から 1951年2月11日の死去まで この建物に住んだ」 と記してあり…