女と男のいる舗道(字幕版) アンナ・カリーナ Amazon ★★★ パリ。女優志望のナナ(アンナ・カリーナ)が別れた夫ポール(アンドレ・S・ラバルト)とカフェで話し合う。色々あって娼婦となったナナはラウール(サディ・ルボット)をヒモにする。 カメラワークと編集と音の使い方が面白い。でも、監督自身が後で振り返ったら恥ずかしくて顔が真っ赤になりそうではある。若気の至りというか。見ている方はちょっと素人っぽくてちょっと気取っているところが可愛いのだが、それは時と共に風化したからそう言えるわけで、本人としては未熟な習作という意識が強そう。当時は斬新だった表現が客観的にも主観的にも古くなる。それも急速に…