何度も書いてますが、当たり前ですが子供の頃は当然インターネットはなく、手に入る映画雑誌は「スクリーン」「ロードショー」「キネマ旬報」の三種類のみ。 「キネマ旬報」は文芸寄りで、「遠雷」(1981)や「フェリーニのアマルコルド」(1973)といった、当時の僕にはとっても敷居が高く見える映画を中心に取り上げてるイメージがあったので、手に取ることはありませんでした。 残る「スクリーン」や「ロードショー」にしても、小学生の小遣いではおいそれとは買えなかったので、本当に映画の情報は少なかったです。 そんな環境では、テレビの洋画劇場の予告は絶大な威力を持ってました。 特に映画雑誌が積極的に取り上げない過去…