Anna Netrebko オペラ歌手、ソプラノ、欧米各地の歌劇場で活躍。 レパートリーはイタリア・オペラ作品、フランス・オペラ作品を中心に、ロシア・オペラ作品までと幅広い。 2005年 ザルツブルク音楽祭にて ヴェルディのオペラ:「椿姫」ヴィオレッタ役主演 2006年 ザルツブルク音楽祭にて モーツァルトのオペラ:「フィガロの結婚」スザンナ役主演 2007年 メトロポリタン歌劇場で ベッリーニのオペラ:「清教徒」エルヴィーラ役主演
2011年4月、ウィーン国立歌劇場初演となるドニゼッティ作曲のオペラ『アンナ・ボレーナ』は、各国に生中継された。ソプラノ、アンナ・ネトレプコにとってタイトル・ロールのデビューであり、メゾ・ソプラノ、エリーナ・ガランチャ演じる侍女ジョヴァンナ・セイモーとの、人気、美貌、実力を兼ね備えた歌姫(ディーヴァ)たちの共演だった。 この1830年初演のオペラはドニゼッティの出世作だったにも関わらず、その後ほとんど上演されなくなっていた(ウィーン歌劇場もMETも2011年が初演)のを、1957年4月にミラノ、スカラ座でのルキノ・ヴィスコンティ演出によるマリア・カラス初演で再び脚光を浴びるようになり(カラスは…
WOWWOWで録画しておいたMETライブビューイング『トゥーランドット』(プッチーニ・作)鑑賞。METライブビューイングとは、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場が世界中のオペラファンの為に劇場プログラムを映画館に生配信してくれるという画期的な試み。日本の場合は時差の関係で生配信はムリだけど、私たちは映画館の高音質で、生で見たら五万円くらいする一流のオペラを楽しむことができる❗昨今のコロナ禍でメトロポリタン歌劇場も只今閉鎖中😢早く、安心して、素晴らしい芸術を楽しむことができる時が来ますように…。 さて、『トゥーランドット』はオペラの大作曲家プッチーニの未完の大作で、ラストは他の作曲家が完成させた…
バルトーク: 歌劇《青ひげ公の城》スザンナ・マルッキ 、 ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団 、 ミカ・カレス 、 シルヴィア・ヴェレシュ タワーレコード HMV SACDハイブリッド盤。ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団(ヘルシンキ・フィルハーモニック)と首席指揮者スサンナ・マルッキ[1969-]によるバルトークの第2弾の登場です!バレエの音楽『かかし王子』と『中国の不思議な役人』を収めた2019年のアルバムは、イギリスの「グラモフォン」誌から「(スサンナ・マルッキは)ヘルシンキ・フィルハーモニックから鮮明な、リズムの統制のとれた演奏を引きだしている・・・登場人物たちに新鮮な命を吹きこみ…
こんにちは、クラシック音楽の歌(声楽)を専門とするジェシカです。 クラシック音楽界は、新型コロナ感染症の影響で多くの演奏会が中止されるなど苦しい状況が続いています。特に歌に関しては、カラオケや合唱でも多くのクラスターが発生するなど最悪の状況が続いています。そりゃ、歌は呼吸ですもんね。歌=感情を表現しようと思うと、呼吸も激しくなるというか、肺や呼吸器官全体をマックスに使って表現します。 二人のディーバが下した決断 この状況下で、世界のディーバと呼ばれる2人のオペラ歌手、エディタ・グルベローヴァさんとアンナ・ネオレプコさんが下した決断についてみていきます。ちなみにディーバとは、成功して有名になった…
10時半と早めの時間にホットヨガ。ヨガフローリラックスという初めてのプログラム。「フロー」と付くのは「音楽に合わせて」というのがテーマらしいのでこれまで敬遠してきたのだけれど、「リラックス」ならゆるやかそうだから、試してみようという気になった。 音楽がテーマだからか、音量がやや大きめ。なのにインストラクターさんの声が小さめで、私がマットを敷いた位置が後方だったせいもあるのか、ところどころ指示が聞き取りにくく、周囲を見回して合わせるしかない場面もいくつか。声を大きくするのが難しいなら、せめて音量を絞ってほしい。 プログラム自体は特に難しいこともなく、気持ちよくストレッチすることができた。レッスン…
💿 曲目演奏だけの検索や、海外からのリンクに制限のない@AppleMusicでリンク。 @Spotifyからは全検索をしてください: 海外からは15日間/次、曲目検索だけもできない。 ~文字と写真は指でゞ拡大ヾできます~ ☞ allヴェルディ@Spotify...CG音絵巻 ☞ PUCCINIのオペラから全幕 ☞ 天賦音楽 Pucciniの名歌唱 @AppleMusic ☞ 音楽の花束 Tennessee Waltz @AppleMusic ☟《オルフェオとエウリディーチェ》 ☟《ロメオとジュリエット》 ☟《ファウスト》 ☟《カプレーティとモンテッキ》 ☟ Pucciniの相聞歌 ☟ From…
🎁天賦... 🌼音楽の花束 💐.から Appendix ☞ PUCCINI1858-1924@AppleMusic ☞ Puccini プッチーニ の相聞歌 ☞ プッチーニ...修道女...美姫...茉莉花 ☞ Mozart Operas Complete ☟ ミレッラ・フレーニの名歌唱 @AppleMusic ☟ モンセラート・カバリェの名歌唱 @AppleMusic ☟ プッチーニの名歌唱2 @AppleMusic ☟ 💿🎥 PUCCINIのオペラから全幕 ☟ CioCio-San対訳から 1960年代から今日に至るまで、世界中の歌ファンを沸かせ感動感涙される、Soprano Tenorの…
メトロポリタンオペラの配信で『エフゲニー・オネーギン』を見た。プーシキンを原作とするチャイコフスキーの有名作なのだが、私は一度も見たことがなく、原作も未読である。2017年の上演で、デボラ・ワーナー演出、ロビン・ティチアーティ指揮によるものである。 www.metopera.org タイトルロールのオネーギン(ペーター・マッテイ)は斜に構えた男で、前半では田舎の令嬢であるタチヤーナ(アンナ・ネトレプコ)の初恋の対象になるがあっさり断った後、その妹であるオリガ(エレーナ・マクシモワ)にパーティでちょっかいを出し、オリガの恋人レンスキー(アレクセイ・ドルゴフ)と決闘することになって殺してしまう。し…
大学で授業を持っていたころ、千葉県の市川から横浜の桜木町まで電車に乗って帰ってきて、自宅に戻る前、駅前の「王将」に寄り、ギョーザ2皿に生ビールを頼んで、のどを潤す時が至福の時間だと感じていました。今は授業もなく、桜木町駅前の「王将」もなくなり、残念ながらこの至福の時間が持てない。しかも新型コロナウイルスの影響もあって友人たちと外で飲む機会もとんとなくなってしまいました。ただ、そうであっても、それなりに「幸せな時」を見いださなければ、人生は限りなくつまらなくなってしまいます。 そこで「幸せを感じる時」つまりそこそこ満足感がある時はいつかと考えました。ものを書くことが好きなので、アルバイトの中国関…
メトロポリタンオペラ『ロミオとジュリエット』を配信で見た。ギイ・ヨーステン演出、プラシド・ドミンゴ指揮による2007年の上演で、再演らしい。2017年に日本で上映されたMETライブビューイングのバージョンとは全く違うものである。 www.metopera.org 全体的に星や空をイメージした美術が大変印象的で、星に呪われた恋人たちという印象を強く与える演出になっている。舞台の中心に三日月や星が描かれた丸い床があり、これが回転したり、上下して高低差が作れるようになっていて、星のめぐりを表現している。この青い星の床はパドヴァ(ヴェローナからあまり遠くない)のスクロヴェーニ礼拝堂などをちょっと思わせ…
とらふすクラシック・162。 画面を通じても感動を伝えられるコンサートソプラノの矢倉愛さんからメッセージが寄せられています。「今年に入り、世界中を巻き込んだコロナウイルス。海外では次々とロックダウンが始まり、4月には日本も緊急事態宣言が発令されました。何でも出来る今の世の中で、こんなに何も出来なくなる状況になるなんて、誰も予想出来なかった事です。でも、もう新しい世界はすでに始まっていて、私はこの状況を受け入れて、向き合っていくしかないと思っています。目の前で奏でられる音楽を身体の全てで体感できるのが、コンサートの醍醐味ではある事には変わりはないけれど、画面を通じて伝えられる感動もあります。実際…
ホットヨガを再開してから3回めのレッスン。ボディバランスヨガ。参加者は9人で、その3分の1が男性と、珍しく男性が多め。25~26人の満員時でも2~3人ということがほとんどだったから。ヨガの呼吸は基本的に細く長くなのに、男性のひとりがやたらと荒い息で、まるで筋トレしているみたいに激しい呼吸の音。ただ本人もその自覚があるのか、ひとり1本ずつ渡される消毒液のスプレーで時折り自分の回りにシュッシュッ。消毒液ってこんな使い方もあるのねー、と変な感心をしてしまった。 昨日ロフトでほぼ日手帳の分冊版を購入したあと、フライパンも買ってきた。というのは、もうずいぶん長いことティファールの取っ手をはずせるシリーズ…
メトロポリタンオペラでベッリーニの『清教徒』を配信で見た。2007年に上演された映像である。指揮がパトリック・サマーズ、演出がサンドロ・セキである。 www.metopera.org 1650年頃、イングランド内戦期のプリマスが舞台である。議会派の一家の娘であるヒロインのエルヴィーラ(アンナ・ネトレプコ)はおじのはからいで王党派のアルトゥーロ(エリック・カトラー)と結婚できることになるが、アルトゥーロには恋敵であるもともとのエルヴィーラの婚約者リッカルド(フランコ・ヴァッサッロ)がいた。しかし結婚直前にアルトゥーロは捕虜となっていた亡き王の妃エンリケッタを救出すべく逃亡してしまう。恋人が女と逃…
メトロポリタンオペラ『マノン』を配信で見た。マスネのオペラで、2012年に収録されたものである。先日見たバレエとは違う作品だが、話は結末の場所以外はだいたい同じで(マノンがアメリカに渡る前に亡くなる)、19世紀末のフランスを舞台に美女マノンとデ・グリューの恋のトラブルを描いたものである。 www.metopera.org アンナ・ネトレプコがマノンを歌っているのだが、マノンが小娘と大人の女の間を行き来するような演出だ。第1幕では仕草も歌も表情も小娘みたいで、とても若々しくうぶで可愛らしい。しかしながら第3幕ではマノンはピンクの派手なドレスを着た大人の女になっており、さっきまでのうぶな小娘ぶりは…
ウィーン国立歌劇場の配信は、昨日の「ラインの黄金」に続き「ワルキューレ」。物語としては続いているけど、昨日のは2019年1月の公演で、今日の配信は2018年4月。ブリュンヒルデを演じるのは、3月に配信された「神々の黄昏」でも同じ役を演じていたイレーネ・セオリンで、フリッカは、3月に配信された2016年1月の「ラインの黄金」で同じ役を演じていたミカエラ・シュースター。同じ作品の別の公演が繰り返し配信されるうち、こんなふうに「ああ、あの時の」というのが増えてくる。ヴォータンは引き続きトマース・コニエチュニーで、クリストファー・ヴェントリスのジークムンドにシモン・シュナイダーのジークリンデ。 同じ演…