Anner Bylsma (1934-) オランダのチェロ奏者。バロック・チェロの名手として知られる。ハーグ王立音楽院でチェロを学び、1959年パブロ・カザルス国際コンクールで優勝。モダン楽器での演奏活動を続ける一方、グスタフ・レオンハルトやフランス・ブリュッヘンと親交を深め、バロック・チェロの演奏法を追究。
そろそろブログの記事を寄稿したいと思っておりましたが、なかなか記事が降りてきません。そうこうしているうちに前回の寄稿から時間が経ちました。我ながら情けない!。 そこで共同執筆ブログの全記事を読み直してみました。すると主宰者のしょうじさんがわたしのバッハの寄稿に関連付けてバッハの名曲・名盤を紹介しておられました。しょうじさんはバッハの超名曲の無伴奏チェロ組曲の超名盤のピエール・フルニエ盤を挙げておられました。この度のわたしの投稿はこのしょうじさんの記事に寄せて書こうと思います。 しょうじさんはピエール・フルニエという「チェロの貴公子」として愛されたフランスの伝説的なチェロ奏者の名盤を紹介されまし…
世界的チェリストが初めて語る人生の軌跡.無実の罪によって投獄されたソ連時代.イスラエルでスタートさせた演奏家としてのキャリア.そして,カザルス,ピアティゴルスキー,ロストロポーヴィチ,バーンスタイン,メータ,アルゲリッチ,クレーメルら名音楽家たちとの交流などから,“魂の音色”の秘密が浮かび上がる!マイスキーから全幅の信頼を寄せられている著者が,約20年間にわたるインタビューと取材の中から,彼の言葉を誠実に綴った真実の書――. きわめて個性的な音色を持つとされるチェロは,明るく快活な音楽を奏でることが好まれる楽器である.その音域は広く,奥深い.バイオリンの音域を凌駕し,バリトンからテノールの音質…