Henri Salvador (1917-2008)
フランスの偉大な歌手。
1917年7月18日フランス領ギアナのカイエンヌに生まれる。両親は西インド諸島グアドループ生まれ。
1924年パリに移住。
1937年からキャバレーなどで歌いはじめる。
1941年ベルナール・イルダの楽団と契約して活動を本格的にスタートし、レイ・ヴァンチュラらの楽団に移ってアフリカなどをツアー。
1945年にフランスに戻り、レイ・ヴァンチュラらと映画にも出演し、ボビノでのスペクタクルにも登場、更にカレールとレコーディング契約。
1950年シングル「Une chanson douce」が大ヒット。
1955年クロード・ソーテ監督「Bonjour Sourire !」に主演。
1956年アメリカに招かれ「エド・サリヴァン・ショー」にもゲスト出演した後、全米ツアーを初め、ボリス・ヴィアン&ミシェル・ルグランの歌を歌う。
以後は、レコーディング、ツアーなどをコンスタントに続けて、フランスを代表するエンターテインナーの地位を確立。
2007年、世界ツアーを刊行し、9月にはビルボード・ライヴ東京でも公演し、12月21日にはパレ・デ・コングレでも公演。
2008年2月13日、死去。予定されていたブラジルでのツアーは不可能となった。
なお、フランス人なのでアンリ・サルバドールとする必要はない。