30年ほど前、NHKのラジオ番組を聴いて、知らない曲を聴き、ノートに作曲者、曲名、感想をつけていました。それが私のクラシック音楽愛好の始まりでした。そこで気にいった曲を少しずつ買っていた次第です。 当時のCD、1枚2,500円が、学生であった私には高く、吟味して購入する必要があったのです。そのラジオ曲から流れる曲を、聞いた瞬間から、とりこになり、急いで、CDショップに買いに行った曲が、カッチーニのアヴェマリアです。 イタリアの作曲家のカッチーニ(1545〜1618)「アヴェマリア」は、一回聞くと、引き込まれます。階段をゆっくり登るような伴奏を背景に、神々しい調べで歌がうたわれます。 購入CDは…