12月は「ア・カペラ」に限る! なんだかいつも似たようなことを言っているような気もするけど、今日はこう言い切っておこう。「ア・カペラ」はクリスマスに向かう季節に良く似合うと思うんだけど、まあそれは「ア・カペラ」という言葉から、誰のどういう音楽を思い浮かべるかによるのだろう。 ア・カペラ(a cappella)はイタリア語。直訳すれば「礼拝堂風に」という意味で、元々は教会で歌われる宗教曲の様式を表していたらしい。やっぱりね。一般的な日本人にとって礼拝堂、宗教曲なんていうと、先ずはクリスマスを思い浮かべるんだろうね。その音楽は無伴奏のものが多かったために、イメージ先行で、転じて無伴奏の歌唱全体を指…