彫刻家(1904年-1988年)
1904年、滞米中の詩人・野口米次郎とレオニー・ギルモアとの間の婚外子としてロサンゼルスに生まれた。母と来日した後、単身で渡米。パリでブランクーシの助手として(抽象彫刻を学ぶ)務めた後、1930年代に彫刻家として頭角を現す。1942年には日系人として、強制収容所に入所。
1950年に再来日し、猪熊弦一郎、丹下健三らと交友、戦後の日本美術・建築界に大きな影響を与えた。1960年代以降はニューヨーク、香川県の牟礼を拠点に旺盛に創作。1987年、米国国民芸術勲章を受章。1988年、ニューヨークで死去。
2004年は生誕100周年にあたる。