トランプが、イスラエル・イランの全面的かつ完全な停戦を発表したことで、およそ2週間続いた戦争リスクは事実上終息を迎えました。 トランプは「世界は12日間の戦争の終息を祝うべきだ」と述べ、「この戦争は数年間続く可能性があり、中東全体を破壊しかねなかったが、そうはならず、これからも決してそうならない」と強調しました。これは、自らが平和を導いたという点を強くアピールしたものであり、ノーベル平和賞への意欲をにじませていると見る向きもあります。 もちろん、停戦発表後もイランとイスラエルがミサイルの応酬を続けてはいますが、市場ではこれをもはやリスクと見なしておらず、大きな反応は見られない状況です。 ナスダ…