独りよがりな大義を掲げ、2~3日で簡単に陥落できるだろうという甘い予測のもとに、宣戦布告もせずに国境を越えて他国に侵攻したとある大国の姿をみて「壺から手が抜けなくなった猿」の寓話を思い出しました。 その寓話とは次のようなものです。 金平糖が入っている壺がありました。この壺を見つけた猿が壺の中に手を突っ込んで中の金平糖を取り出そうとしますが、金平糖を握りしめたままでは壺から手を抜くことができません。金平糖を手放せば手を抜くことができるのですが、食い意地の張った猿は金平糖を手放すことができず、そうこうしているうちに猟師に捕まってしまいました。 この寓話ですが、壺の中身が金平糖だったり豆だったり麦だ…