2023年に書いたまえがき この戯曲は2013年の立命芸術劇場の卒業公演の舞台として上演されたもので、その最終稿になります。作は「両目洞窟人間」としていますが、演出補に入ってくれた友人による加筆修正も多く入っていますし、練習中に生まれたアイデアがそのまま作品に活かされたのも多く入っています。 何が言いたいといいますと「両目洞窟人間」だけの作品ではないということです。 私一人で作ることができなかったとよく聞く言葉ですが、この作品は本当にそうです。私一人では作ることができなかった。 何よりも演出補で入ってくれた友人の加筆修正がこの作品をより良いものにしてくれました。今は音信不通なので、名前を載せる…