イメージサークル

イメージサークル

(アート)
いめーじさーくる

イメージサークル Image Circle
光学用語、写真用語
写真レンズが(実用上)シャープに像を結ぶ範囲。光軸に対して軸対称なので円形になる。
カメラはこの丸い像から四角い写真を切り取る。したがって、フィルムまたはイメージセンサの画面サイズによって、写真レンズに求められるイメージサークルの大きさは異なる。

デジタル一眼レフカメラ専用レンズ

35mm判カメラに求められるイメージサークルは24x36mmの対角線長の約φ43.2mm以上、APS-Cサイズデジタル一眼レフカメラ(通常16x24mm程度)の場合は約φ28.8mm以上である。
広角域のレンズでは画面サイズにあわせたイメージサークルをもつデジタル一眼レフ専用設計とすることで、同じ焦点距離の35mm判用レンズを利用するのに比べて小型化し、同じ画角のレンズと同等の使い勝手を実現している。
国内メーカー各社のデジタル一眼レフ専用レンズは下記のような名称がつけられて、従来の35mm判用レンズと型式名等で区別している。

  • DXニッコールレンズ(ニコン)
  • EF-Sレンズ(キヤノン)
  • DAレンズ(ペンタックス)
  • DTレンズ(コニカミノルタ)
  • DCレンズ(シグマ)
  • DiIIレンズ(タムロン)
  • DXレンズ(トキナー)

これらの専用設計レンズは35mm判カメラに用いようとすると、一般に画面周縁部がケラレを生じるため、推奨されないばかりか、メーカーによってはバックフォーカスの違いから機構を破損する場合もあるので注意したい。


レンズの焦点距離を短く設計する場合、レンズの直径はどうしても大きくなってしまいます。イメージサークルの大きさをAPS-Cサイズに合わせて設計することで、同じ画角を持つ35mm判フィルム用のレンズと同等のコンパクトさが実現できます。

4x5判のような大判カメラの場合

レンズのイメージサークルの範囲の中でフィルムを傾けたり、光軸中心から敢えてずらすようなアオリ技法を用いるため、フィルムサイズに比べてイメージサークルの大きなレンズを用いる。
そのため、大判カメラ用レンズのイメージサークルの大きさはスペックとして明記される。

新着ブログ: イメージサークル