昨日図書館で借りた古代文明の本が面白そうです。世界最古のメソポタミア文明の、ちょうどペルシャ湾をはさんだアラビア半島側にある遺跡の研究がご専門という著者が書いていらっしゃるのですが、考えてみればそうなんですけれども、メソポタミアって産出する物産が穀物と衣類に限定されていて、石材、金属はもとより建材として使用できる木材にも乏しい地域であり、どうしたって地域外から輸入しないと文明なんて発達しないという。海を渡ってアラビア半島側から輸入したのは主に銅で、現在でもオマーン半島に銅鉱山が経営されているそうです。石材とかは当時エラムと呼ばれていたイラン高原南西部から。 何が言いたいのかと言うと、『自給自足…