デュルメン(ドイツ)の樹氷(givre)。ウィキメディア・コモンズより。 日々からも人々からも、四季からも国々からも、時を経て。北極の花、海の絹(この世にはない美しさ)、その上に血をしたたらす獣肉の旗よ。陳腐なヒロイズムのファンファーレから癒やされて――頭と心とはまだまだ蝕(むしば)まれてはいるものの――かつての殺人鬼らを遠く離れて――ああ北極の花、海の絹(この世にはない美しさ)、その上に血をしたたらす獣肉の旗よ。感激よ。樹氷の疾風(はやて)と化して降り注ぐ烈火――感激よ――ダイヤモンドの嵐と化して降り注ぐ火の粉。それは俺たちのため、永遠に黒焦げとなった地球の核から投げ出されて――おお世界よ。…