こんにちは、パーソナルトレーナーの佐藤公治です。 大胸筋は胸板を形づくる扇状の筋肉で、胸部内側の鎖骨部(上部)・胸肋部(中部)・腹部(下部)から始まり、上腕骨に付着しています。 大きく発達した胸筋は上半身の筋力の強さを示す象徴でもあり、とくに上部は人目を引きつける部位になります。 大胸筋の主な働きは、肩関節の水平内転(横に開いた腕を、前方へ押し出す)、また上部線維には屈曲する(腕を前から上方へ挙げる)作用があります。 そのため大胸筋上部を鍛えるには、(頭側をやや上げるように角度をつけた)インクラインベンチプレスが効果的です。 インクラインベンチプレスの角度は、30~45度になるくらいがもっとも…