【instance】実体。オブジェクト指向プログラミングなどで使用される用語。
オブジェクト指向プログラミングで、クラスを基にした実際の値としてのデータのこと。クラスと対比して用いられることが多く、クラスを「型」、インスタンスを「実体」として説明されることもある。
クラスのインスタンスはオブジェクトであり、メタクラスのインスタンスはクラスであり、UMLメタモデルのインスタンスはUMLのモデルである。
語感としては、実例という英語の意味を想起するとわかりやすい。
例えば、人間という集合を「人間クラス」とした場合に、インスタンスつまり実例、実際の要素はAさん、というような感じになる。