「がんに効く生活」(ダヴィド・S.シュレベール著)p151インド人は年間平均五キログラムしか肉を摂取しておらず、同年齢の欧米人よりも健康的な生活を送っている。アメリカ人の肉の年間摂取量は一二三キログラム、インド人の実に二十五倍である。欧米人による動物性食品の生産・消費のスタイルが地球を破壊しているのだ。それは同時に私たち自身をも破壊しつつある。それは、どの調査結果からもうかがえることである。前掲書p183インド人の発がん率を同年齢の欧米人と比較した場合、肺がんの発症率が八分の一、結腸がんの発症率が九分の一、乳がんの発症率が五分の一、腎臓がんの発症率が十分の一しかないというのも、驚くべきことでは…