私は心のどこかでドラマティックに憧れていて、だけど同時に刺激の連続には拒絶反応を示す。少しの挑戦も冒険もしなければ、事はドラマティックになんか展開しないのに、ただ夢を見ている。ハイリスクもローリスクも、自分にとってはただ起伏のある刺激でしかなくて、それらに振り回されることを端から拒んでいるのに、ふと唐突に必要なんじゃないかと思いつく。いくらか人に話すと、どちらにしろ背中を押そうとしてくれるのだ。どっちに転んでも、君の人生、応援する、と。嬉しいような、残念なような。最後の一押しを他人に期待するのは何ともずるい気がして、散々甘えて生きてきた自分をさらに極甘に仕上げてしまう。 芸能人や有名人の世界で…