オプション用語。ヒストリカルボラティリティと対になるもの。ボラティリティとは相場の値動きの激しさ/穏やかさの程度、という意味。あるオプションが値付けさるとき、その値付けには相場の将来のボラティリティの多少が見積もられている。インプライドボラティリティとは、その将来の相場についてのボラティリティの見積もりのことを言う。略称はIV。
→インプライド・ボラティリティ
ATMが28,500円で、 権利行使価格が1,000円下のプット27500のIVが22%とは。 安くないですか?記憶がそんなに定かではないのですが、 コロナ以降、プットのIVが一段下がった気がしています。つまり、コロナ以降、下値はそんなにないよねというのがマーケット参加者の総意ということなんですが・・・ ※ボラティリティスマイルは、岡三RSSを使ってグラフを書きました。
興味深い内容 第2章 インプライドボラティリティのskewの要因 なぜモデル通りに株価は上昇下落で対称にならないのかは買い持ちバイアスのせいである。 そのために上昇局面では売りが出るため一方的には上がらないが、 下がるときには買い需要が出にくく、フリーフォールになりやすい。 感想 プットの方が割高に感じることは多いが、 経験的にはコールの方が買いで儲けるのはかなり難しい感じがする。 デリバティブズ・ビジネスII 作者:三田 哉 発売日: 2015/09/12 メディア: 単行本