お題「人生で一番古い記憶」となると、出てくるのは親類の集まる場で茶を汲んだヤカンとおばさんの一言。ざっと披露すれば以下のようなエピソード。 法事だったのだろうか、寺のお堂のようなところに親や親戚らが集まっていたのを覚えている。おじさんがわたしに茶のお代わりを求めてきた。茶碗を受け取り、茶の入ったヤカンへ向かう。 ヤカンは大きい。金ぴかのそいつは笑っていないし、お金を出せば情報をくれるわけでもないし、殴ったら石化ブレスを浴びせたりするわけじゃないけれど、子どもの私には重く、大きかった。 どうにもこうにも持ち上がらずウンウンうなっていたところ、おばさんが近寄ってきて「傾ければいいのよ」と。 まさに…