・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 東洋大学入試部 日本における「哲学」の始まりと自然観の転換 2015年12月22日 明治時代、日本が西洋の哲学をどのように取り入れて自分のものにしていったのかを、いくつかの例を参考に考えてみます。 フィロソフィーを初めて「哲学」と訳した西周(あまね)は、哲学は「百教一致」の方法だと言い、人間を客観的に見るために重要なのは「物理」だと考えました。物理とは「自然」のことで、物理を追求して得た洞察を、心理の洞察に生かそうと試みました。なお、明治時代にnatureは「自然」と訳されましたが…